中古コピー機・中古複合機を選ぶ際に、「カラー複合機とモノクロ複合機のどちらを選べばよいのか」で迷う方は多いのではないでしょうか。
カラー複合機は、カラー印刷とモノクロ印刷の両方に対応できるため、提案書やチラシ、図表入りの資料などを印刷する会社に向いています。一方、モノクロ複合機は、白黒文書の印刷やFAX、帳票出力が中心の会社に向いています。
ただし、中古コピー機市場ではカラー複合機の流通が中心で、状態の良いモノクロ複合機は以前より少なくなっています。そのため、「カラーを使うかどうか」だけでなく、在庫状況や機種の状態も含めて選ぶことが大切です。
中古コピー機選びの全体像を知りたい方は、中古コピー機を買う前に知っておくべき総合ガイドもあわせてご覧ください。
カラー複合機とモノクロ複合機の違い
カラー複合機とモノクロ複合機の大きな違いは、カラー印刷に対応しているかどうかです。カラー複合機はカラー印刷とモノクロ印刷の両方に対応できますが、モノクロ複合機は白黒印刷が中心となります。
ただし、実際に選ぶ際は「カラーで印刷できるか」だけでなく、印刷する資料の種類、月間印刷枚数、スキャンやFAXの使用頻度、導入費用、保守対応なども含めて比較する必要があります。
| 比較項目 | カラー複合機 | モノクロ複合機 |
|---|---|---|
| 印刷 | カラー・モノクロ両方に対応 | モノクロ印刷が中心 |
| 向いている資料 | 提案書、チラシ、図表入り資料、カラー案内文 | 帳票、契約書、FAX、白黒文書 |
| 中古市場での流通 | 流通量が多く選びやすい | 状態の良い機種は少なめ |
| 導入しやすさ | 在庫の選択肢が多い | 条件に合う機種を探す必要がある |
| 選び方の注意点 | カラー印刷の頻度とカウンター料金を確認 | 年式・使用枚数・保守対応を確認 |
カラー複合機が向いているケース
カラー複合機は、カラー資料を印刷する機会がある会社や、今後カラー印刷を使う可能性がある会社に向いています。モノクロ印刷もできるため、用途の幅が広い点がメリットです。
提案書や営業資料を印刷する会社
営業資料や提案書では、グラフ、写真、図表、色分けした資料を使うことがあります。カラー複合機であれば、社内で必要なタイミングにカラー資料を印刷しやすくなります。
チラシや案内文を印刷する店舗・事務所
店舗のキャンペーン案内、社内掲示物、お客様向けの案内文などを印刷する場合も、カラー複合機が便利です。外注するほどではない少量のカラー印刷を社内で行いたい場合に向いています。
図表や写真入り資料を扱う会社
建築、不動産、医療、教育、士業、デザイン関連など、図表や写真入りの資料を扱う会社では、カラー出力が必要になる場面があります。資料の見やすさや伝わりやすさを重視する場合は、カラー複合機が候補になります。
今は少なくても将来的にカラーを使う可能性がある会社
現在はモノクロ印刷が中心でも、将来的にチラシ、案内文、提案資料などをカラーで印刷する可能性がある場合は、カラー複合機を選んでおくと対応しやすくなります。
モノクロ複合機が向いているケース
モノクロ複合機は、白黒文書の印刷が中心で、カラー印刷をほとんど使わない会社に向いています。帳票や契約書、FAX、社内文書などが中心であれば、モノクロ機でも十分な場合があります。
帳票や社内文書の印刷が中心
請求書、納品書、契約書、申込書、社内資料など、白黒印刷で問題ない文書が中心の場合は、モノクロ複合機でも業務に対応しやすいです。
FAXや文書出力が多い会社
FAXの送受信や、白黒の書類出力が中心の業種では、カラー機能を使わない場合もあります。カラー印刷の必要性が低い場合は、モノクロ複合機も選択肢になります。
カラー印刷を外注している会社
チラシやパンフレットなどのカラー印刷は外注し、社内では白黒資料だけを印刷する会社であれば、モノクロ複合機でも十分な場合があります。
ランニングコストを重視したい会社
カラー印刷をほとんど使わない場合は、モノクロ複合機の方が運用をシンプルにしやすいことがあります。ただし、中古市場では状態の良いモノクロ複合機が少なくなっているため、価格だけでなく在庫状況や保守対応も確認しましょう。
中古で選ぶならカラー複合機とモノクロ複合機のどちらがいい?
中古でコピー機・複合機を選ぶ場合、現在はカラー複合機の方が選びやすい傾向があります。中古市場ではカラー複合機の流通が中心で、メーカーや年式、機能、状態の選択肢もカラー機の方が多くなりやすいためです。
もちろん、モノクロ印刷しか使わない会社であればモノクロ複合機も選択肢になります。ただし、状態の良い中古モノクロ機は流通量が少なく、条件に合う機種がすぐに見つからないこともあります。
迷った場合はカラー複合機を候補に入れる
カラー印刷をまったく使わないと決まっている場合を除き、中古で選ぶならカラー複合機も候補に入れて検討するのがおすすめです。カラー複合機であれば、普段はモノクロ印刷を中心に使い、必要なときだけカラー印刷を行うこともできます。
モノクロ機を選ぶ場合は状態を重視する
モノクロ複合機を選ぶ場合は、価格だけでなく年式、使用枚数、整備状況、保守対応を確認しましょう。安さだけで選ぶと、古い機種や使用枚数の多い機種になってしまう場合があります。
カラー複合機を選ぶときの確認ポイント
カラー複合機を中古で購入する場合は、カラー印刷ができるかだけでなく、どのような資料をどのくらい印刷するのかを確認しておくことが大切です。
カラー印刷の頻度
毎日カラー資料を印刷するのか、月に数回だけ使うのかによって、選ぶ機種や保守の考え方が変わります。カラー印刷が多い場合は、印刷速度やカウンター料金も確認しておきましょう。
印刷品質
写真入りの資料やデザイン性のあるチラシを印刷する場合は、印刷品質も重要です。カラーの再現性を重視する場合は、富士フイルム(旧ゼロックス)などカラー品質に強いメーカーも候補になります。
スキャン機能との組み合わせ
カラー複合機は、カラー印刷だけでなく、スキャナー機能もあわせて確認したい機種です。紙の資料をPDF化したい場合や、カラー資料をデータ化したい場合は、スキャン機能の使いやすさも確認しておきましょう。
モノクロ複合機を選ぶときの確認ポイント
モノクロ複合機を中古で購入する場合は、「白黒で印刷できればよい」と考えるのではなく、業務に必要な機能や状態を確認することが大切です。
使用枚数と年式
モノクロ機は、長期間使われている機種や使用枚数が多い機種もあります。購入前には、カウンター数や年式、整備状況を確認しましょう。
FAX・スキャン機能の有無
モノクロ複合機でも、機種によってFAXやスキャン機能の有無は異なります。文書管理やFAX送受信が必要な場合は、必要な機能が搭載されているか確認しておきましょう。
保守対応の可否
中古モノクロ機は、機種によって保守対応が難しい場合があります。購入後も安心して使うためには、保守対応の可否を事前に確認することが重要です。
購入後のメンテナンスが不安な方は、保守サービスもあわせてご確認ください。
メーカーによってカラー・モノクロの選び方は変わる?
中古コピー機・中古複合機は、メーカーによって得意な用途が異なります。カラー複合機かモノクロ複合機かを選ぶ際も、メーカーごとの特徴を確認しておくと選びやすくなります。
キヤノン
キヤノンは、カラー・モノクロのバランスに加えて、スキャン機能やサーチャブルPDF(OCR)を重視する会社に向いています。書類のPDF化や社内でのデータ共有を行いたい場合に検討しやすいメーカーです。
リコー
リコーは、大量印刷や高速出力を重視する会社に向いています。カラー・モノクロを問わず、印刷枚数が多い会社ではリコーの中古複合機が候補になりやすいです。
富士フイルム(旧ゼロックス)
富士フイルム(旧ゼロックス)は、カラー品質やMac対応、デザイン資料の出力を重視する会社に向いています。色味や印刷品質を重視したい場合に検討しやすいメーカーです。
シャープ
シャープは、価格や操作性、省スペース性を重視する場合に検討しやすいメーカーです。カラー複合機を比較的導入しやすい価格帯で探したい場合に候補になることがあります。
メーカーごとの特徴を詳しく確認したい方は、以下のメーカー別ページもご覧ください。
メーカーごとの特徴
カラー・モノクロで迷ったときに整理したい情報
カラー複合機とモノクロ複合機で迷った場合は、実際の使い方を整理してから選ぶと判断しやすくなります。
- カラー印刷を使う頻度
- 印刷する資料の種類
- 月間のおおよその印刷枚数
- チラシや提案書を社内で印刷するか
- FAXの必要有無
- スキャナー機能の必要有無
- ネットワーク接続の必要有無
- 希望する予算
- 設置する地域
- 保守契約を希望するか
すべてが決まっていなくても問題ありません。分かる範囲で整理しておくことで、カラー複合機とモノクロ複合機のどちらが合うか判断しやすくなります。
現在販売中の中古コピー機を確認する
中古コピー機は在庫が常に変動します。カラー複合機・モノクロ複合機のどちらを選ぶ場合でも、メーカー、年式、機能、使用枚数、状態、保守対応を確認して選ぶことが大切です。
現在販売中の中古コピー機・中古複合機は、以下の商品一覧よりご確認いただけます。
中古で選ぶなら、カラー複合機も候補に入れて比較しましょう
カラー複合機とモノクロ複合機は、印刷できる内容や向いている用途が異なります。白黒文書が中心でカラー印刷を使わない場合はモノクロ複合機も選択肢になりますが、中古市場ではカラー複合機の流通が中心です。
そのため、中古でコピー機・複合機を探す場合は、カラー複合機も候補に入れて比較すると、状態や機能の合う機種を見つけやすくなります。普段はモノクロ印刷を中心に使い、必要なときだけカラー印刷を使うという選び方も可能です。
カラー複合機とモノクロ複合機のどちらが合うか分からない場合は、印刷する資料の種類、カラー印刷の頻度、月間印刷枚数、ご予算、設置場所などをお伝えください。条件に合う中古コピー機・中古複合機をご提案いたします。





